新作オンエアドラゴンレビュー①「オリエントスター SEMI SKELETONスポーツ」
オリエントスターから新作が発表されましたね!!
レビュりたいと思います。
性能
商品名:オリエントスター SEMI SKELETON
品番:RK-AT0106E
ケースサイズ:49.2×43.2mm
風防:サファイアクリスタル
ムーブメント:機械式F6R42
パワーリザーブ:50時間
耐水:20気圧防水
市場価格:100,000円
1.新作発売
ついにきました新作。
発売日もプレスリリースされています。その気になる発売日は...
2019年9月26日
だそうです!!
2.デザイン
この時計を見たときの第一印象は「そうだ...!相手はあくまで 最強山王------!」
ですかね。
今ではありふれたどこにでもある、ダイバーズデザインの時計。そしてこれまたありふれたセミスケルトンデザインの時計。
この2つが噛み合ったとき、こんなにも強いデザインになることを知っていたんですね....安西先生....!
やはりオリエントスター。デザインのセンスが非常にハイレベルです。
「コンビネーションの妙」が光る新作だと思います。
英語でいきたいのか日本語でいきたいのかはっきりしてくれへん?と内海なら言うでしょうな。
3. コスパ
主な性能、価格を振り返るとこんな感じです。
風防:サファイアクリスタル
ムーブメント:機械式F6R42
パワーリザーブ:50時間
耐水:20気圧防水
市場価格:100,000円
兄さん.....100,000円はあきまへんわ。
オリエントスターがオリエントスターたる所以は、このコスパでしょう。今回もやってくれました。
機械式ですが、20気圧防水を誇り、さらに風防もサファイアクリスタル。スポンツウォッチと銘打たれたこの腕時計、少々の運動ではビクともしないでしょう。
ある程度クォーツ感覚で使ってしまってもいいと思います。実際現物見てみないとまだわかんないですけどね!
もちろん、価格はかなり抑えられてますので、どこかに揺り返しは来ているでしょう。
ザラツ研磨(鏡面加工)は控えめかもしれません。
これも現物見てみてみないとわかりません。
とにかく、この性能でこの価格は破格と言わせていただきましょう。
4.ブレスレット
今回は、ステンレススチール製ブレスレット、革ベルト両方のモデルがあるようです。
カジュアル寄りではあるもののフォーマルでも充分使えるでしょう。
5.ターゲット
あらゆるブランドで人気のスポーツモデルです。ほぼ全年齢対象の腕時計でしょう。
ちょっといい時計が欲しくなる新入社員から違いを出したいベテランまで充分使えます。
学生だとちょっと背伸びになる価格帯かもしれませんが、ゆうてもバイト1〜2ヶ月分なので、手は届きますね。
学生の間ではダニエルウェリントンやClasse14などが流行ってる印象ですが、本モデルは方向性が全く違いますので、周りと差をつけるいいチャンスかと思います。
ちなみに個人的に注目しているカラーがこちらです。
左がブルー、そして右が限定モデルだそうです。
※ステンレススチールモデルもあります。
6.まとめ
よくもまあおもしろい時計を出し続けれるなと感心する次第です。
販売開始したら店頭に見に行きたいです。
その結果もレビューできたらと思います。
買おっかな......^_^
オススメレディース腕時計ランキング(10~20年物)(ステンレススチール)
腕時計はメンズレディース問わず持っておきたいアイテムです。
しかし、高価であるがゆえ、何を選んだらいいかわからないことも多いのではないでしょうか。
というわけで!先日飲みかけのペットボトルの蓋を上司の椅子の下に転がした結果、その場で残りを全部飲み干す苦渋の決断を強いられましたので、
仕返しに今日はオススメレディース腕時計ランキング発表したいと思います!
1.ターゲット
今回のテーマは
「レディース」
「10〜20年物」
「ブレスレット:ステンレススチール」
比較的買う気の起こる価格帯で入手可能です。
・新社会人が初めてのちょい高級ビジネスウォッチとして買う
・何年か働いてお金が貯まってきたので、そろそろズタボロ時計からちょっと良さめの時計へ
・10年後に本格高級腕時計を購入する前段階として
こんな感じのテンションでテンアゲしていけばいいのかなと。
ちなみに、カルティエ、ブルガリなんかはいい時計に決まってますが、高価すぎて今回のコンセプトからはズレますので外します。
2.選ぶポイント
もちろんデザインが気に入った時計を買えばいいんです。それだけだっ!オラッ!
と言いたいところだけどその他以下の項目にも着目してます。
・耐水性能
・風防(ガラスの部分)の強度
・搭載機能
個人的に10年物であれば
・5気圧防水
・平面サファイアガラス
があるかどうかくらいで考えればよい!
3.オススメランキング
早速紹介に移ります。
7位 OMEGA
CONSTELLATION QUARTZ 24mm
123.10.24.60.02.001
参考正規品価格:270,000円
ムーブメント:クォーツ
風防:両球面サファイアガラス(無反射コーティングあり)
ブレスレット:ステンレススチール
ケースサイズ:24mm
防水性能:10気圧防水
電池寿命:48ヶ月
搭載機能:特になし
所感:
電池寿命が短いという欠点はあるが、その他は申し分ない性能。10気圧防水は安心。ケースサイズは小さめで、文字盤も非常に丁寧に作り込まれており、是非一度現物を手に取って見てほしい。値段相応の性能を備えているものの、いかんせん高い。20代としては大きめの投資ではあるが、中古市場でも10万以上の値がつくため、次の一本の元手にすることも可能。
constellation上顧客:深田恭子、竹内結子、小池百合子
6位 seiko
ルキア SSVN026
参考正規品価格:42,000円
ムーブメント:クォーツ(ソーラー)
風防:平面サファイアガラス
ブレスレット:ステンレススチール(ピンクゴールド色めっき加工)
ケースサイズ:28mm
防水性能:10気圧防水
搭載機能:デイ表示
所感:
サファイア風防に10気圧防水、デイ表示、ソーラー駆動式で4万円という頭のおかしいコスパを誇る。それでいてデザイン性も凝っており、思春期を終えたガガミラノのようなダイアルを採用。
最近流行りのソーラー駆動方式で、フル充電時には6カ月間駆動するという驚異の性能。あえてケチをつけるとすれば、風防が平面加工点だが、この価格で球面はさすがにきついだろう。
5位 オリエントスター
WZ0431NR
参考正規品価格:54,000円
ムーブメント:機械式 自動巻き
風防:平面サファイアガラス
ブレスレット:ステンレススチール
ケースサイズ:30mm
防水性能:5気圧防水(日常生活用強化防水)
搭載機能:デイ表示
所感:
今回の記事で唯一の機械式時計。オリエントスターは巷では価格に対して製品のパフォーマンスが飛び抜けていると言われる国産メーカーだが、その名に恥じない性能、デザインを備える。文字盤も凝っており、サファイアガラスをこの価格で搭載。日差30〜40秒はご愛嬌(てへぺろ)。完全に筆者の私情によりランキング入りしました。
オリエントスター上顧客:吉瀬美智子
4位 CASIO
オシアナスマンタ
OCW-S350F-7AJF
参考正規品価格:145,000円
ムーブメント:クォーツ(電波ソーラー時計)
風防:両球面サファイアガラス
ブレスレット:メタルバンド(チタン)
ケースサイズ:31mm
防水性能:10気圧防水
搭載機能:デイ表示、24都市ワールドタイム、GPS電波受信機能、パワーセービング機能
所感:
電波ソーラーが主戦場のCASIOの渾身のモデル。電波時計ならではの機能がもりもりで、非常に丈夫。のび太と違い風呂にも一緒に入れる。ゴツい時計という印象が浸透しているが、最近のモデルはデザイン性が高く、シーン問わず使いやすくなった。CASIOで迷ったらオシアナス一択と言っても過言ではない。
3位 レイモンドウェイル
NOEMIA
5124-ST-00986
参考正規品価格:130,000円
ムーブメント:クォーツ
風防:両球面サファイアガラス
ブレスレット:ステンレススチール
ケースサイズ:24mm
防水性能:5気圧防水
搭載機能:特になし
所感:
このブランドのデザインは常に音楽にインスパイアされており、モデル名にベートーヴェンの楽曲が採用されたり、オーストラリアのハードロックバンドAC/DCモデルが製作されている。そのためデザイン性は非常に高い。特に文字盤の細かな装飾は素人目にも印象的な出来。本モデルは複雑機構やセミスケルトン等を採用していないため、お手頃価格で購入が可能。
レイモンドウェイル上顧客:吉沢亮
2位 フレデリックコンスタント
ディライト
FC-200WHD1ER32B
参考正規品価格:158,000円
ムーブメント:クォーツ
風防:両球面サファイアガラス
ブレスレット:ステンレススチール
ケースサイズ:28mm
防水性能:3気圧防水
搭載機能:特になし
所感:
ハートビートという時計の心臓部が外から見える小窓を世界で初めて搭載したり、スイス時計業界で初めてスマートウォッチ発売に踏み切る等ポテンシャルの塊のブランド。ハートビートの特許をとり忘れたために世界中のブランドに真似されるというおっちょこちょいなところもあるが、デザインにはそういった遊び心も反映されており、腕に付ければついつい見てしまう最高の相棒となるだろう。
1位 CITIZEN
χC
EC1164-53W
参考正規品価格:78,000円
ムーブメント:クォーツ(電波時計)
風防:両球面サファイアガラス
ブレスレット:ステンレススチール
ケースサイズ:28mm
防水性能:5気圧防水
搭載機能:エコドライブ電波時計、ワールドタイム等、デイ表示
所感:
映えある一位に輝いた驚異のコスパお化け。エコドライブモデルゆえ、暗闇に住み続けるコウモリ系女子でない限り電池交換の必要がない。桜ピンク色でありながら光沢を抑えた加工。ベゼルに施された世界の都市名。28mmのケース。全てのバランス感が絶妙の一品。
以上
変態腕時計シリーズ①「リシャールミル トゥールビヨン ラファエル・ナダル」
変わった時計を紹介するこのシリーズ。
はじめました。
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性能
商品名:RM27-03 トゥールビヨン ラファエル・ナダル
発表年:2017年
ケースサイズ:47.77×40.30×12.75mm
ムーブメント:手巻きトゥールビヨン(Cal.RM27-03 )
駆動時間:パワーリザーブ約70時間
耐水:日常生活防水
推定市場価格:96,120,000円
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1.値段がエグい
見た目からしてだいぶ変わってるこの時計、ゾゾタウンの前園社長が月旅行の会見をしている時につけていたものです。
やたら目立つこの時計、いくらするんだろうとみんなが調べたんですねー。そして、仰天。ゾゾっとしたことでしょう!!!!,!!!!!(チラッ)
おそらくこの時計の知名度が上がった要因の1つになってますね。
にしても9000万円て。ONE PIECEの単行本2万巻くらいまで買える額じゃないすか。
2万巻くらいにもなるとルフィはたぶんギア7500くらいまで習得してるだろう。
ゴムゴムも覚醒しまくってジュピター風船みたいな感じ木星膨らまして敵にぶち込むくらいはしてるだろう。
ちなみにこれ、ナダル用に作られた、世界限定50本のモデルらしいです。
2.デザインがスゴイ
この時計をして変わっていると言わしめる一番の要素はこの見た目でしょう。
全身黄色づくめのこの時計は、ミツバチのような色合いですが、オレンジと黄色の縞々の部分は、どこかナダルの出身国スペイン国旗を想起させます。(無理やりさせるスタイル☆)
また、リシャールミルらしくメカメカしさも全開のデザインになってます。
同ブランドの言葉を借りると、「雄牛の猛々しい顔をイメージして作られたムーブメント」だそうです。
まあ平たく言えばドルトンってことか。
ギンギラの派手さを演出しながらも、不快さは全く感じない。さすがリシャールミルといったところでしょう。
3.ムーブメントがツヨイ
このモデル、世に言う三代複雑機構の一角、「トゥールビヨン」搭載機です。
トゥールルビヨンとは、「姿勢差によりムーブメントに生じる重力の偏りを均一化し、時刻ずれを防ぐ」機構のこと。
元々懐中時計用に開発されたのがこのトゥールビヨン です。
懐中時計は、ポケットに縦方向で入れたまま長時間持ち歩くことが多かったため、ムーブメントの同じ方向に重力がかかり続けていました。
これが時刻のずれを生んでいたのですが、「ムーブメント回転させればよくね?」と言うマリーアントワネット的な発想をした者がおり、なんとそれを現実にしてしまったのがトゥールビヨンなのです。
トゥールビヨンを搭載するだけで、腕時計に使われる部品数が数百個増えます。百円玉くらいの厚さのムーブメントの中にです。
これを作れる職人が世界で一握りしかいないというのも頷けますね。
4.手巻きンゴ
世話がやける相棒だぜ。
5.素材がスゴイ
リシャールミルの作る腕時計全般に言えることですが、時計界でも屈指の強度を誇ります。
航空機製造で使われる超高価な特殊合金などを積極的に取り入れているためです。
普通、トゥールビヨンなんて複雑な機構を搭載した腕時計はすぐぶっ壊れます。(たぶん)
まあ自分はトゥールビヨン搭載機は買えてないんでどのくらいすぐかはよくわかりませんが、聞く限りではスポーツ、例えばセパタクローなんてしようものなら粉砕!玉砕!大喝采!のようです。
しかし、この時計はこのような特殊素材を用いるだけでなく、対衝撃試験など幾重にも対策が施されており、「トゥールビヨン搭載機にして丈夫」を実現しています。
ちなみにこの強度を得るために特殊な素材を使っていますが、生体適合性については普通のステンレス等よりも高いそうです。
6.パワーリザーブがナガイ
なっがいですね〜〜。
7.まとめ
この時計、私も実物を見たことがありません。世界50本限定でもう完売してるとのことなので当たり前でしょうが。
いつかは間近で見たいなあと思います。
機械式の良さ!クォーツではなく機械式を愛用する理由!
うで
d 「クォーツは機械式よりも丈夫で格安、おまけに時間の正確さもダンチ。アウトドアでも使える。機械式腕時計を持つ意味はないんじゃないか。」
「最近はソーラー電波時計も出ているし、さらにはスマートウォッチが台頭した。
アップルのスマートウォッチの売り上げがロレックスを抜いたことだし、機械式腕時計は今後必要なくなるだろう。」
そんな意見をよく見かけます。それはどうかな?
じゃあ必要だというなら機械式の良さはなんなんでしょうね遊戯ボーイ??
納得のいく説明をしていただきたい!ところですが、そんな髪型の男にファッションの造詣があるとも思えないので代わりに私が説明します!
そんなこんなで今日は廊下の対面からくる人とのどちらが左に行くかの駆け引きに負けて正面衝突しましたので、機械式を使う意味について話したいと思います。
デザインの幅が広い
機械式時計はデザインの幅がダンチです。
ソーラー時計や電波時計は、その機能を持たせるためにある程度時計の仕様が固まってしまうため、どれも似たようなデザインになります。また、クォーツは機械式と比べてパワーが弱いため、何個も針を動かす力がありません。
対して機械式はその豪腕を活かし、様々な複雑機構を搭載することができます。クロノグラフやレトログラード、ムーンフェイズ等ロマンのある機構で見た目的にも非常に「おしゃれ」なのです。
また、スケルトンと言って、文字盤を透明にすることで中を敢えて見せるようにするモデルも多々あり、デザインの幅は無限と言えるでしょう。
家宝・形見になる
機械式時計は定期的にメンテナンスをすれば、100年でも動き続けます。(盛り気味)
クォーツやソーラーの寿命はおよそ10〜20年程度でトイプードルと同じくらいだと言われており、形見として受け継ぐことはできません。
親から子へ、子から孫へ、孫から曽孫へ、曽孫へから曽々孫、曽々孫から曽々々(ryへ受け継ぐことができるのはとてもロマンがあることだと思いませんか?
腕時計以外で考えても、そこまで長く受け継ぐことができるものってほとんどないと思いますよ。
しかもそれを常に持ち歩くことができるのです。歴史をその身に背負える。
いつかその数百年分の歴史を全て背負って、この世界に戦いを挑む者が現れる..
お前たちは、いつか起こるその世界中を巻き込むほどの巨大な戦いを恐れている...
的な
車はまず無理。家も建築基準法に抵触。電子機器は故障。
陶器等は受け継ぐことができますが、持ち歩くことはできません。
資産になる
世の中にある時計の中で、高級時計と呼ばれるものはほとんど全てが機械式です。具体的には50万を超える値段の腕時計の95%は機械式時計でしょう。
また、機械式腕時計は上述の通り耐用年数がずば抜けていることもあり、資産になります。
高額な腕時計であれば、買値とさほど変わらない値段で売ることもできます。
とくに、最近はロレックスがすごい。資産価値が年々上がっており、ある程度の年数を持つことでキャピタルゲインが期待できるほどの状態です。
※キャピタルゲイン・・・資産価値の高騰に伴い、買値よりも売値が高くなったことによって得られる収益のこと
また、雲上時計と呼ばれるブランドは購入後のアフターケアも手厚いです。そのブランドが潰れない限り永久保証を謳うメーカーもいくつかあり、資産価値が高まる1つの要因にもなっています。
話のタネになる
社会に出ると、大概話のタネに困ります。
学生の頃までは、アニメ好きならアニメ好きの人たちで、音楽好きなら音楽好きの人たちで、遊戯は城之内とつるんでいればよく、趣味等で接点がなければフェイダウェイすればいいだけの話でした。
しかし社会人ともなると、ジェネギャ全開の初対面のおっさんと話さなければならない。世代が違いすぎて会話が合わないことも頻発。おっさん世代からすれば、若者の趣味などわかるはずもない。
そんな時に腕時計は大変素晴らしい働きをしてくれます。(キラン)
ある程度歳を重ね、経済力にも余裕がある中高年世代は、腕時計をステータスとして持つことが多いです。また、役員クラスでキャッシュが多くなれば資産として腕時計を持つことも考えられる。
そんな感じで時計にこだわってる人に対して、いいお時計をしてますね、なんて褒めれば大抵嬉々として話し出します。
営業なんかはまずは打ち解けることが大事だったりしますし!
オーナーの立場や背景が推定できる
これはどちらかというと、機械式を買う意味と言うよりは時計の知識があることでって感じです。
スーツにGショックをしているサラリーマンがいたら、デスクワークだけでなく現場で作業を行うタイプの職種の人だと推定できる。
逆にHUBLOTのような派手な機械式時計をしたオフィスカジュアルの人であれば、時計に負担がかからない、つまりデスクワークが多い。加えて派手な時計をできるくらいなので、銀行マンや営業ではなく、メーカーなどの技術系に勤める人であろうと推定可能。
それ以外でも、実際に初対面の人と時計の話をすれば、「これは結納返しにもらったもの」、「会社で昇進した時の記念」などを話してくれることもあります。年齢やステータスがわかるわけですね。
普通年齢や階級などをいきなり聞いたら慇懃無礼なわけですが、自然と引き出せるわけです。
人間観察の1つの手段になるというのはまた違った楽しみ方の1つですね。
持ち歩ける数少ない工芸品
上でも軽く触れてますが、機械式腕時計は工芸品なんです。
機械式は不正確で壊れやすいので今後いらなくなる。なんて意見が出るのは、実用品と工芸品の区別がついていないためです。タッチとH2の違いがよくわかってないみたいなもんです。(わかってない人)
工芸品って色々ありますよね。
しかし常に身につけていられるものってなると激減するんですよ。
焼き物の壺を常に携帯してる人なんていませんよね。そんなことしてたら強欲な壺です。(ちょいうま)
職場のオフィス内にフェラーリで突入することもできません。(物理的には可能。劇場版名探偵コナン天国へのカウントダウンを参考)
たまにリビングからガレージが見えるように家を改造してる人もいますがやはり金銭的に現実的ではありません。
時間を知れるという実用的な面もありつつ、耐用年数がさも長いため、お気にいりの工芸品を長年持ち歩けるというのは唯一無二の利点だと思います。
世話が焼ける
機械式はゼンマイが解ければ止まります。
自動巻であれば着けてさえいれば動き続けますけれども、週末丸々着けなかったりすると、月曜には止まってます。
時刻合わせしなくちゃなりません。
また、装着したままカバディ、バブルサッカー、セパタクローをはじめとする激しいスポーツをすればまず壊れます。
また、ムーブメントの部品同士も摩耗をしてしまうので、3〜5年に一度ほどオーバーホールに出さなければいけません。(クォーツは7〜8年に一度)
機械式はクォーツに比べて手がかかるんですね。
これは短所であり長所でしょう。
お世話をしなければならない分、その一本に愛着がわくのは間違いありません。
まあそういう自分も手巻き式にはさすがに手を出せません(爆)
まとめ
ざっとこんな感じが機械式の魅力です。
クオーツとは買う目的が全然違うんですね。
ちなみにロレックスの売り上げがアップルウォッチに抜かれて話題となりましたが、ロレックスの売り上げは一切下がってません。むしろ堅調。
実用品と工芸品という違いがあるので、顧客層が全く異なるのです。
そんなわけで時計には色んな側面があるので、参考にしてもらえればと思います。
「クオーツ」?「機械式」? 腕時計のムーブメントの違い
今日は会社に置いてある置き傘がついに5本目(うち折りたたみ傘1)となりましたので、腕時計のムーブメントの話をしましょう。
ムーブメントとは、腕時計を動かす機構のことを指します。
この機構は、実は大きく分ければ2種類しかありません。
・機械式
・クォーツ
です。
機械式
機械式時計の原理は、「ぜんまいを巻き、ぜんまいがほどける力を利用して歯車を動かす」
です。
歯の数が異なる歯車を複数組み合わせることで、1分で一周する針(秒針)、1時間で一周する針(長針)など、動きを制御してます。
機械式時計にはゼンマイの巻き方の違いから以下の2種類があります。
・自動巻(時計を動かした際の重力の力により巻き上げられる)
・手巻き(めっちゃ頑張って手で巻く)
歯車の組み方や、周辺部品を工夫することで、「日付表示」、「月の満ち欠け具合を表示(ムーンフェイズと呼ばれます)」等の複雑機構を搭載することも可能!
そういった機能は、組み方が難しく、部品の数も多くなるため、技術力のある職人しか作れません。価格も跳ね上がります。
1つの時計に数百個の部品が使われることも珍しくはない。
クォーツ
クォーツ式時計は「電池によって水晶振動子を一定の周期で振動させる」ことで駆動します。
クォーツとはそもそも石英のことです。石英の主成分が二酸化ケイ素の鉱物。こいつの透明な結晶が水晶ですね。まあその辺で調べた情報なので自分で何いってるかわかんないんですけどね。
とにかく、電池で動くということで、機械式と異なり化学反応を利用しております。
Casioなんかの時計はほぼほぼクォーツです。
クォーツと機械式の違いまとめ
語り出すと日がいくつあっても暮れまくりですのでざっくりこんな感じでまとめました。
クオーツ | 機械式 | |
---|---|---|
価格 | 非常に安い | 高い |
寿命 | 10〜20年程 | 50年以上 |
精度 | 月差±15 | 日差±15秒 |
耐久性 | 非常に高い | 壊れやすい |
資産価値 | 比較的低い | 非常に高い |
修理 | 難しい | 容易 |
位置づけ | 実用品 | 工芸品 |
「実用品のクォーツ、工芸品の機械式」
↑この認識が最も重要
寿命の関係もあり、クォーツは紙オムツみたいに使い捨て感覚、機械式は高級パンツみたいに一生モノあるいは形見になることが多いです。
正直に言うと、便利なのは圧倒的にクォーツですね。しかもめちゃ安いし。
中国製の時計なんかなら500円から買えます。じゃあ機械式なんかいらないのではないか?!と言う意見も出るかと思いますが、全くそんなことはなく、現にそう思っていない人が世の中には大量に蠢いているわけです。
わざわざ高い機械式を買う意味・意義については、別の記事で思う存分書き殴りたいと思います。